暮れも押し迫った12/30
この日は塾の最後の日だからと長女達は先に実家に行っていて、私と長男は残っていました。
用事があって長男と二人でちょっと車で外に出ました。
塾が午後1時からだったので、家に戻るのもぎりぎりかな~?って思いコンビニでお昼を買ってそのまま塾の道具も持っていたので、置いていこうとすると…
「やっぱり1回家に帰って!
Mと自転車で行く約束をしているから帰って自転車で行くわ!!」
M君ちはウチの近所。でも、この所彼が自転車で行っても自分は車に乗って行ってた事もあるんだけど…
まあ天気も良いし、塾は自転車でウチから20分くらいのところだからいけない距離ではありません。
親と喧嘩してて送ってもらえないというMも一緒に乗せていくと言う私の申し出も断って家に帰って自転車の鍵を取ってきて、出かけていきました。
その日は私が一人なのもあって自分で決めた”大掃除デー”でした。
みんなが手伝ってくれたんだけど、細かい所をゴシゴシと掃除していると…
トゥルルルルルル
電話が鳴りました。
電話に出ると長男の塾からでした。
(具合でも悪くなった?)
と思いながら出ると、
「あの~ 今日塾にいらしてないんですけど、お休みでしょうか?」
え???
そんなはず無いよね!!
いつもの会話をして、いつもの笑顔で『いってきま~す』ってさっき出て行ったのに…
時間を見ると午後2時を少し過ぎていました。
ドキドキしながら
「確かに塾に行くって出て行ったんですけど、連絡を取ってまたお電話します。」
そういうと少し笑ったような声で
「は~ そうですか。 じゃあ見つかったら連絡下さい。」
・・・・・・・なにやってるんだ~~~!!!(# `ロ´)
そう言えばいつもなら寒いから送っていってと言うのに、今日に限って、自転車で行ったし、出かけるときに塾の道具を持っていったのに急に自分で行くって変ったし…
くさい!!
15年伊達にあんたを育ててきた訳じゃないわ!!
すぐさま携帯にメール!
『どこにいるの?すぐに連絡して!』
しばらくまっても応答なし!
今度は携帯に電話をかけてみる。
呼び出し音が数回で”電話に出ることが出来ません”のアナウンスが…
もう一度メール。
『すぐに連絡をしないと明日から実家に連れて行かないよ!!』
何より楽しみにしていた実家行きを餌に脅してみる。
でも、反応なし!!
段々焦ってきた。
そうだ!!一緒に行ったはずのM君はどうなんだろう?きっと一緒のはず!
M君ちに電話。
「え~ 今日は雪が降るかもって言ってたから車で送って行ったよ~。もしかして約束してた?
何か事故に巻き込まれてなければ良いけど。」
・・・・・なんだって??一緒に行くはずじゃあなかったの?
ますます黒い雲が立ち込めて、
疑惑 疑惑 疑惑
とドンドン大きくなってくる。
M君ちへの電話を切ってから何度となくメール!
もしかして誰かと一緒でサボっているなら電話には出にくいだろうとの配慮からメールにしたんだけど、
全くの応答なし。
その後、これだけお母さんが怒ってたらメールは返せないだろうな~と思い、心配するのは分かっていたけど実家の父に電話。
「実は長男が塾に行かなくって、連絡も取れなくってきっと私からの電話やメールは怖くって返せなくなっていると思うから何気にメールしてみてくれる?」
「分かった!!」
父まで巻き込んでしまったが、気の小さい所がある長男は追い詰められているかも?
そして、もしかして私のメールを見て『ヤバイ』って思って塾に行っているかも?
塾に電話。
「見つかりましたか?」
(やっぱりまだ行ってないんだ…)
「いえ、もしかしたらこっちに連絡しないでそちらに行くかもしれないので、着いたら電話するように言ってください。」
そうお願いしました。
その後も何度となく電話をかけるが、ずっと”ただ今電話に…”のアナウンスが聞こえてたな~って思ったら、なんと
”電源が入ってないか、電波の届かない所に…”
のアナウンスに変りました!!
やりやがったな~~!! ((( `ロ´)))###
この私をこれほどまでに怒らせたらどうなるかわかっているだろうな~!!
でも、それほどまでにしてサボらなければならなかったのはなんで?
あんなに行きたがっていた実家に行けなくなるかも?ってまでも連絡を取らないのはなんで?
なんかちょっと怖くなりました。
もしかして事故?
そう言えば数日前に塾に行く途中にあるコンビニの前で同じ中学の不良グループ達に声をかけられて、
「お前タバコまだ吸わないの?」
と言われたとか。彼らは思いっきり吸ってて、その煙を浴びてタバコ臭くなって帰って来ました。
その子達のボス的存在は小学校からの友達だし、大人しくもない長男はその子達の言いなりになるような奴でもないと思っていました。
その時も
「俺サッカーがあるから、吸わないんだ」
って言って帰ってきたと言っていたし、次女のチェックが入って、
「大丈夫。臭うのは服だけだから」
とうるさいお姉ちゃん(ウチの子達は大のタバコ嫌い)が言うのだからと信じました。
でも、そんなこんなでどんな誘いがあるか分からない昨今ですから、ましてMと一緒ならまだしも今日は一人で行ったと言う事だったし…
あ~ 探知機でもつけておけば良かった!!
まさかこんなに大きくなって行方不明で心配しなくちゃならなくなるなんて!!
それも昨日今日喧嘩したとかなら、まだ分かるけどさっきまで談笑しながらコンビニで買ったお昼ごはんを仲良く二人で食べて送り出したのに…
実家の父から電話。
「見つかったか?メールも帰ってこないし、電話も出ないぞ!
もしかしたら事件に巻き込まれたのかもしれないぞ!
警察に連絡しなくっていいのか?!」
長男のことを信じている父はサボったと言うよりも、事件に巻き込まれたって心配しているようでした。
「もう少し探してみる。また連絡する。」
そういって電話を切って、でもどうやって探すの?
コンビニに行ってみる?
でもそんな所にいつまでもいないよね…
トゥルルルルルル
電話が鳴りました。
塾からでした。
「今、こちらに来られました。」
ホッとしたのと、腹が立つので
「すみません。電話代わってください。」
と焦って言うと、
「お母さん、実は自転車のチェーンが外れてずっとここまで引いてきたそうです。
手も真っ黒になっているので… とにかく代わりますね。」
(自転車のチェーンが外れた?サボりではなかったの??)
「なに?」
不機嫌そうな声。
「何じゃないでしょ~~!! みんながどれだけ心配していたと思ってるの~~!! なんで連絡しなかったの~~!!」
「自転車が壊れたのに何で怒られなくっちゃいけないの!
授業に行くから。」
そう言って電話を切られました。
まだ胸の動悸が治まりません。
ハアハア言いながら、実家に電話しました。
「見つかったよ。心配かけてごめんね。自転車が壊れて引いていってたんだって。」
「やっぱりな~ 長男がサボるわけないだろう。まあとにかく良かった。」
そして、心配してくれたM君のお母さんにも電話しました。
「わざわざありがとう。良かったね~ やっぱりサボりじゃなかったね。」
なんか私が1番長男を信じてなかったって感じ?^^;
塾が終わって壊れていて乗れない自転車では帰れないので、車(ワゴン)で迎えに来て欲しいと連絡がありました。
どんな顔して待っているのでしょう?
なんとニコニコして笑っていました。
「かあさ~ん 遅いわ。寒かった~」
まったくいつもと変らず(=o=)
車に乗った長男に事の詳細を聞くと
家から塾まで自転車で20分くらいかかるんだけど、家から5分くらい行った所の坂で急にチェーンが外れてしまったそう。
そこからなら逆に引いて帰っても10分くらいで家まで帰れるのに、前に進むことしか考えられなかったらしい。
手先も結構器用なので治せると思って、かなり頑張ったけど無理と判断して引いて行く事を決断。
と言う事だったそうですが、じゃあなんで携帯が繋がらなかったばかりか電源まで切ったの?と聞くと
「俺のプリケー充電が1つしか出来ないって前にも言ったでしょ。
電話がかかってきているのに気がついて出ようと思ったら電源が落ちちゃって使えなくなっちゃったんだもん。」
まあ確かに長男の携帯は、中学に入ってサッカーの練習に遠くまで電車で行く為の連絡用として、プリペイド携帯(プリケー)を買って与えたのが3年前。
そろそろ寿命で常に充電していないとすぐに切れるとは言ってたけど、高校が決まったら普通の携帯にする事になってたから、
それまでは使わせようと思ってたのがこんな事になったんだよね。
でも、それにしてもいくら塾にいかなくっちゃって思っても家に戻った方が早いのに、遠い塾を目指してチェーンの外れた自転車を引いていくかね~?(><)
でも、家に着いて自転車を下ろすと長男が
「これ姉ちゃんの自転車借りているから直してから帰るわ。」
そういって自転車を触っていると
「あ はまった!! さっきあんなにやってもはまらなかったのに~」
と外れたチェーンがカラカラと回りだしました。
「なんでさっきは出来なかったんだろうね~(笑)」
今この記事を書いていても、このときの事を思い出してドキドキしてきます。
いつもと違う行動だったり、全てが悪い方に悪い方に取れることばかりでした。
何もなかったから良いけど、急に自分の子がどこかに行ってしまったら?
そんな不安を少しの時間だけど体験しました。
結果として長男も段取りが悪かっただけで、サボっていたわけじゃなかったし、怪我もなく無事に見つかりました。(本人はこれほど大事になっているとは思ってなかったよう^^;)
子供が大きくなると親が分からない行動が増えてきます。
何もかも親がかかわる事もなくなっていきます。
常に監視が出来るわけない事もわかるけど、自分は大丈夫だっていうのは自分しか分からないから、
もう少し回りにも気を使えるようになって欲しいな…
今回の事でまた白髪が増えたんじゃないでしょうか(笑)
そうそうホッとして私が打った恐怖メールを長男がまだ見ていないといって、なんだか恥ずかしくなってきました(*´`*)
「お母さんのメール見た?」
「あ 充電したら見るわ」
(見なくても良いんだけどな~^^;)
***充電しながら、
「ハハハ 母さんは俺がサボっている事前提でこのメール送ってるよな~」
私が直感的に ”サボってる” って思ったのは長男のいつもの行動が悪いからなんだよね~(笑)
自業自得じゃ~~!!
でも、これからもいつも陰ながら応援している人たちを心配させないでね!!
最近のコメント